東大寺ミュージアム

Museum

2025年 9月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
1
2
3
4
5

東大寺ミュージアム休館日

展示のご案内

  • 東大寺の歴史と美術

     東大寺ミュージアムでは「東大寺の歴史と美術」をテーマとして、常設展示および特集展示などを行っています。

     常設展示ではミュージアムの本尊である千手観音菩薩像のほか、法華堂伝来の日光・月光菩薩像、奈良時代の誕生釈迦仏像や大仏開眼供養に用いられた伎楽面など、多くの寺宝をご覧いただけます。特別公開・特集展示については下記でご案内しています。

    令和7年7月13日(日)~10月30日(木)の展示品目録はこちら

       

     

  • 特集展示「東大寺と江戸時代の印刷文化」〔第4室〕

    令和7年9月5日(金)~10月30日(木)

     

     かつて人類は「文字」という時間や空間を超えた情報伝達の手段を獲得しました。そして「紙」の発明は文字の保管や持ち運びを格段に便利にし、「印刷」技術の登場は文字の「複製」を飛躍的に容易なものとします。経典の書写行為と親和性の高いこの技術は仏教と古くから結びつき、日本では奈良時代から経文が印刷され、中世には奈良の大寺社で独自の印刷文化が栄えました。江戸時代になると経典にとどまらず、実用書や娯楽のための印刷物が大衆に広まっていきます。こうした時代の流れの中で、寺社が培ってきた印刷の伝統は一体どうなっていったのでしょうか。ここでは普段あまり注目されることのない江戸時代の東大寺の印刷文化について紹介します。

     

    〈展示品〉

    仏説普遍光明清浄熾盛思惟宝印心無能勝惣得大随求即得陀羅尼経 版木

                        室町時代・天文20年(1551)

    仏説普遍光明清浄熾盛思惟宝印心無能勝惣得大随求即得陀羅尼経

                        江戸時代(18∼19世紀)

    阿毘達磨倶舎論本頌 版木         江戸時代・慶安3年(1650)

    阿毘達磨倶舎論本頌           江戸時代・慶安3年(1650)

    阿毘達磨倶舎論本頌(写本)        江戸時代・文化9年(1783)

    両界曼荼羅 版木             江戸時代(17∼18世紀)

    蓮華形柄香炉箱             江戸時代(17∼18世紀)

    大仏殿御縁起 版木            江戸時代・天明3年(1783)

    大仏殿御縁起               江戸時代・天明3年(1783)

    東大寺釘打阿弥陀 版木          江戸時代(19世紀)

    木活(木製活字)             江戸時代(17世紀)

  • 特集展示「東大寺の仮面」〔第1室〕

    令和7年7月13日(日)~10月30日(木)

     

     「仮面」とは人間が何かに扮装する時に素顔の上に着けるものです。日本では仮面を着ける目的は娯楽や儀礼など様々であり、扮装の対象もそれに合わせて異国の人々であったり、神仏であったり、動物であったり、色々な種類のものが作られてきました。東大寺にも古代の仮面舞踊劇で使用された『伎楽面』、同じく古代から行われる舞楽で使用された『舞楽面』、平安時代後期頃から盛んになる練供養という法要で使用される『行道面』などが残されています。東大寺面の特徴は法要の継続に伴い、実際に使用されながら今に伝わったことで、使用痕が多く確認できることです。何世代もの人々の顔を覆った仮面は、繰り返し修理をされて仏前に歌舞音曲を奉納してきました。ここでは東大寺に伝来する様々な仮面の一部をご紹介いたします。

      

     

    〈展示品〉

    重要文化財 伎楽面(酔胡従) 奈良時代(8世紀)

    重要文化財 伎楽面(酔胡従) 奈良時代(8世紀)

    重要文化財 舞楽面(皇仁庭) 平安時代・長久3年(1042)

    重要文化財 舞楽面(納曾利) 鎌倉時代(13世紀)

    重要文化財 行道面(菩薩面) 平安時代(12世紀)

     

    関連展示〔第2室〕

    国宝 狛光行東大寺諸会楽頭職譲状案 平安時代・仁安2年(1167)(7/13~9/4)

    国宝 東大寺上座覚仁書状      平安時代(12世紀)    (7/13~9/4)

    国宝 南都楽所楽人狛季真起請文   鎌倉時代・嘉元元年(1303)(9/5~10/30)

    国宝 手掻祭楽頭得分注進状     鎌倉時代・嘉暦元年(1326)(9/5~10/30)

施設のご案内

東大寺は創建以来千二百数十年の歴史の中で、兵火や災害などにより幾度も罹災していますが、その都度、伽藍の再建に尽力するとともに、残された仏教彫刻・絵画・工芸・経巻類・古文書等の保存・継承にも努力してきました。

これらの寺宝を保管・公開することを目的に、平成23年(2011)10月、東大寺ミュージアムが開館。塑像などの壊れやすい寺宝を地震災害から守るため、展示室と収蔵庫部分に部屋免振装置を導入しています。

5つの展示室を備え、特に第2室は法華堂内陣をイメージして設計されており、その雰囲気の中で安置仏に接していただけます。また、特別展示なども折に触れて開催しています。

お願い

館内での撮影・スケッチ・懐中電灯の使用はご遠慮ください。

エントランスでは、聖武天皇が大仏さまに込めた思い、戦火からの復興など、東大寺の歴史を映像で紹介しています。

開館時間

4月〜10月/9:30~17:30(最終入館17:00)
11月〜3月/9:30~17:00(最終入館16:30)

休館日

なし(展示替、施設点検等で臨時休館あり)

入館料

大人(中学生以上)800円
小学生 400円

*小学校就学前(6歳未満)は無料

東大寺友の会(本人のみ)・大仏奉賛会(本人と同伴2名)・唯心会(本人のみ)の会員は、受付にて会員証をご呈示いただきますと無料でご入館いただけます。
団体入館料・心身障害者施設・養護学校・障害者手帳・奈良市の老春手帳・奈良市ななまるカードなどの対応はこちらをご覧ください。
個人の利用に限り、大仏殿とのセット券(中学生以上1,200円、小学生600円)がございます。
【お問合せ】TEL.0742-20-5511 FAX.0742-25-5553

【交通アクセス】東大寺への交通案内はこちら

 ※ 東大寺には駐車場はございません。お車のご利用はなるべくご遠慮ください。

 

  • 拝観時間・拝観料
  • 境内案内図
  • » 大仏殿
  • » 法華堂(三月堂)
  • » 戒壇院戒壇堂
  • » 東大寺ミュージアム
  • » 南大門
  • » 二月堂
  • » 四月堂(三昧堂)
  • » 開山堂
  • » 不動堂
  • » 俊乗堂
  • » 行基堂
  • » 念仏堂
  • » 鐘楼
  • » 大湯屋
  • » 指図堂
  • » 勧進所
  • » 戒壇院千手堂
  • » 講堂跡
  • » 転害門
  • » 正倉院
  • » 総合文化センター金鐘ホール
  • » 総合文化センター図書館