東大寺ミュージアム

Museum

お知らせ

年中無休(臨時休館あり)

4月〜10月/9:30~17:30(最終入館17:00)

11月〜3月/9:30~17:00(最終入館16:30)

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東大寺ミュージアム休館日

展示のご案内

  • 東大寺の歴史と美術

     東大寺ミュージアムでは「東大寺の歴史と美術」をテーマとして、常設展示および特集展示などを行っています。

     常設展示ではミュージアムの本尊である千手観音菩薩像のほか、法華堂伝来の日光・月光菩薩像、奈良時代の誕生釈迦仏像など、多くの寺宝をご覧いただけます。特別公開・特集展示については下記でご案内しています。

    令和7年10月31日(金)~12月23日(火)の展示品目録はこちら

     

    ※現在は伎楽面は展示しておりません。

       

     

  • 特集展示「正倉院裂」〔第1室〕

    令和7年10月31日(金)~令和8年2月6日(金)

     

     創建期の東大寺の宝物を納める巨大な宝庫である正倉院の正倉は、朝廷の監督のもと長きにわたり東大寺によって管理されてきましたが、明治8年(1875)に政府に移管されました。翌年、政府は正倉院の宝物のうち、千年以上の時を経て残骸となってしまった染織品の「裂(きれ)」に注目します。これらは古代の織物技術や文様を知るうえで極めて高い学術的価値を持っていたためです。

     選ばれた約400点の裂は、研究および保存のため、それぞれガラスに挟まれ「見本帳」として国立博物館に頒布されました。これが「正倉院裂(しょうそういんぎれ)」です。この時、おそらく東大寺にも同様に裂が頒(わか)たれたため、現在十数点が東大寺にも保存されています。これらには当時の最先端の染織技法と、仏教美術が花開いた天平文化の躍動的な文様が凝縮されています。大仏開眼会の前後に東大寺を彩った、豪華絢爛な色彩やデザインを、この小さな布裂れから想像してみてください。

     

     ※会期途中で展示替えを行います。

     

    〈展示品〉

    天平裂   奈良時代(8世紀)

       黄緑地霰花文錦幡頭、緑地花葉文刺繍羅、赤地立木天蓋文臈纈平絹、浅緑地草花文臈纈平絹、襷文臈纈綾

                (以上、10月31日∼12月23日)

       青緑地六弁花鳥文錦、淡黄緑地草花文臈纈平絹、白茶地花文夾纈平絹、紫地菱繁文羅、淡赤地四菱入菱繁文羅

                (以上、12月24日∼2月6日)

  • 特集展示「東大寺の災害史」〔第4室〕

    令和7年10月31日(金)~12月23日(火)

     

     奈良時代、相次ぐ地震や疫病等の災害に対し、聖武天皇は仏教で国を治めようと東大寺を創建します。天皇はこの大事業が人々の協力によって成し遂げられることを願いました。その後、約1300年の間にも日本列島は多くの災害に見舞われ、東大寺も被災の歴史を有しています。被害の度に創建時と同様、多くの人の支援によって復興されてきましたが、それは東大寺が泰平の象徴であり、また心の拠り所であったためでしょう。

     近年、再び地震や病気、気候の変動による災害が多発しています。この展示が平和への祈りを新たにし、未来への備えとして防災意識を高めていただく一助となりましたら幸いです。

     

    〈展示品〉

    重要文化財 東大寺要録 巻第三     室町時代(15世紀)

          真如親王像        室町時代(16世紀)

          東大寺大勧進文書集    江戸時代(18∼19世紀)

    重要文化財 東大寺続要録 宝蔵篇    室町時代(15世紀)

          因明五帖問答抄 第二    室町時代・永正6年(1509)

          東大寺年中行事記     江戸時代・宝暦11∼12年(1761∼1762)

          四月堂本尊修復寄附帳   江戸時代・万延元年(1860)

          二月堂修中練行衆日記   現代・平成23年(2011)

     

    なお、本年のザ・グレイトブッダ・シンポジウムは「東大寺と災害」をテーマとしています。是非ご参加ください。

    日時:11月22日(土)13:30~16:30

       11月23日(日・祝)9:30~13:00

    聴講無料、先着順。詳細はこちらをご覧ください。

施設のご案内

東大寺は創建以来千二百数十年の歴史の中で、兵火や災害などにより幾度も罹災していますが、その都度、伽藍の再建に尽力するとともに、残された仏教彫刻・絵画・工芸・経巻類・古文書等の保存・継承にも努力してきました。

これらの寺宝を保管・公開することを目的に、平成23年(2011)10月、東大寺ミュージアムが開館。塑像などの壊れやすい寺宝を地震災害から守るため、展示室と収蔵庫部分に部屋免振装置を導入しています。

5つの展示室を備え、特に第2室は法華堂内陣をイメージして設計されており、その雰囲気の中で安置仏に接していただけます。また、特別展示なども折に触れて開催しています。

お願い

館内での撮影・スケッチ・懐中電灯の使用はご遠慮ください。

エントランスでは、聖武天皇が大仏さまに込めた思い、戦火からの復興など、東大寺の歴史を映像で紹介しています。

開館時間

4月〜10月/9:30~17:30(最終入館17:00)
11月〜3月/9:30~17:00(最終入館16:30)

休館日

なし(展示替、施設点検等で臨時休館あり)

入館料

大人(中学生以上)800円
小学生 400円

*小学校就学前(6歳未満)は無料

東大寺友の会(本人のみ)・大仏奉賛会(本人と同伴2名)・唯心会(本人のみ)の会員は、受付にて会員証をご呈示いただきますと無料でご入館いただけます。
団体入館料・心身障害者施設・養護学校・障害者手帳・奈良市の老春手帳・奈良市ななまるカードなどの対応はこちらをご覧ください。
個人の利用に限り、大仏殿とのセット券(中学生以上1,200円、小学生600円)がございます。
【お問合せ】TEL.0742-20-5511 FAX.0742-25-5553

【交通アクセス】東大寺への交通案内はこちら

 ※ 東大寺には駐車場はございません。お車のご利用はなるべくご遠慮ください。

 

  • 拝観時間・拝観料
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