東大寺ミュージアム

Museum

お知らせ

年中無休(臨時休館あり)

4月〜10月/9:30~17:30(最終入館17:00)

11月〜3月/9:30~17:00(最終入館16:30)

2024年 10月
30
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1
2
3

東大寺ミュージアム休館日

展示のご案内

  • 東大寺の歴史と美術

     東大寺ミュージアムでは「東大寺の歴史と美術」をテーマとして、常設展示および特集展示などを行っています。

     常設展示ではミュージアムの本尊である千手観音菩薩像のほか、法華堂伝来の日光・月光菩薩像、奈良時代の誕生釈迦仏像や大仏開眼供養に用いられた伎楽面など、多くの寺宝をご覧いただけます。特別公開・特集展示については下記でご案内しています。

     

    2024年7月18日(木)~10月17日(木)の展示品目録はこちら

     

     

     

  • 特集展示「東大寺文書の世界ー藤原道長の叔父・雅慶ー」

    令和6年8月31日(土)~10月17日(木)

     

     東大寺に数多く伝わる古文書のなかに雅慶という人物の自筆の手紙がまとまって残っています。宇多天皇を祖父に持つ雅慶は高貴な身分ながら若くして出家し、仏教界で頭角を現して僧侶の最高位である大僧正にまで昇りつめます。姪が藤原道長と結婚したことから、雅慶は一条天皇の護持僧ともなり、天皇家や摂関家の仏事でも活躍しました。東大寺の別当も務めた雅慶ですが、晩年には東大寺と荘園をめぐって争うことになってしまいます。この際に東大寺や太政官とやりとりをした自筆書状を一挙に公開します。80歳を超えてもなお力強さを残す筆跡からは後に「性気勇鋭」と称された通りの人柄が偲ばれます。京都の宮中では女房文学が著されるなど雅な貴族文化が花開きはじめたころ、一方の奈良の地で繰り広げられた出来事の様子を雅慶の手紙を中心にしてご紹介します。

     

    〈主な展示品〉

       円融法皇御受戒記            平安時代・永治2年(1142)

       東大寺別当統譜             江戸時代・明和5年(1768)

    国宝 大僧正雅慶書状(3月27日付)        平安時代・寛弘9年(1012)

    国宝 大僧正雅慶書状(3月27日か)        平安時代・寛弘9年(1012)

    国宝 雅慶政所下文案(3月30日付)        平安時代・寛弘9年(1012)

    国宝 大僧正雅慶書状(4月24日付・4月21日付) 平安時代・寛弘9年(1012)

    国宝 大僧正雅慶書状(4月23日付)       平安時代・寛弘9年(1012)

    国宝 大僧正雅慶書状(6月15日付)       平安時代・寛弘9年(1012) 

     

    〈関連展示〉

       細字法華経               平安時代(10~11世紀)

    重文 願文集                 平安時代(11~12世紀)

       ※展示箇所は藤原資業作・藤原頼通室為先父中書王供養伽藍願文 長暦4年(1040)

  • 【終了】特集展示「東大寺の地蔵菩薩」

    令和6年7月18日(木)~8月30日(金)

     

     地蔵菩薩は地獄から人々を救い出してくれる仏さまとして平安時代の後半頃から信仰が広まりました。その姿は他の仏菩薩と異なって髪を剃った僧侶のようであり、端正な顔立ちの像が多いことが特徴です。現在でも路傍にたくさんの「お地蔵さん」が祀られるように、もっとも我々に身近な仏さまと言えます。それゆえに特定の地蔵像が霊験によって信仰を集めることもありました。奈良には中世以来、多くの有名な地蔵像が知られていますが、東大寺の中にも著名な像が複数伝えられています。7月から8月にかけての地蔵盆の季節に、東大寺に伝わる地蔵菩薩を紹介します。 

     

     

    〈主な展示品〉

    重文 泰山府君坐像(念仏堂伝来)  鎌倉時代・嘉禎3年(1237)

    重文 閻魔王坐像(念仏堂伝来)   鎌倉時代(13世紀)

    重文 地蔵菩薩坐像(法華堂伝来)  鎌倉時代(13世紀)

    重文 地蔵菩薩立像(知足院伝来)  鎌倉時代(13世紀)

       地蔵菩薩像(真言院伝来)   南北朝~室町時代(14~15世紀)

       証菩提院地蔵縁起       江戸時代・正徳5年(1715)

     

    ※ 公慶堂伝来 快慶作地蔵菩薩立像は出陳されません

     

     

    〈関連展示〉

    重文 大乗大集地蔵十輪経 巻第一  奈良時代(8世紀)

    重文 大乗大集地蔵十輪経 巻第四  奈良時代(8世紀)

施設のご案内

東大寺は創建以来千二百数十年の歴史の中で、兵火や災害などにより幾度も罹災していますが、その都度、伽藍の再建に尽力するとともに、残された仏教彫刻・絵画・工芸・経巻類・古文書等の保存・継承にも努力してきました。

これらの寺宝を保管・公開することを目的に、平成23年(2011)10月、東大寺ミュージアムが開館。塑像などの壊れやすい寺宝を地震災害から守るため、展示室と収蔵庫部分に部屋免振装置を導入しています。

5つの展示室を備え、特に第2室は法華堂内陣をイメージして設計されており、その雰囲気の中で安置仏に接していただけます。また、特別展示なども折に触れて開催しています。

お願い

館内での撮影・スケッチ・懐中電灯の使用はご遠慮ください。

エントランスでは、聖武天皇が大仏さまに込めた思い、戦火からの復興など、東大寺の歴史を映像で紹介しています。

開館時間

4月〜10月/9:30~17:30(最終入館17:00)
11月〜3月/9:30~17:00(最終入館16:30)

休館日

なし(展示替、施設点検等で臨時休館あり)

入館料

大人(中学生以上)800円
小学生 400円

*小学校就学前(6歳未満)は無料

東大寺友の会(本人のみ)・大仏奉賛会(本人と同伴2名)・唯心会(本人のみ)の会員は、受付にて会員証をご呈示いただきますと無料でご入館いただけます。
団体入館料・心身障害者施設・養護学校・障害者手帳・奈良市の老春手帳・奈良市ななまるカードなどの対応はこちらをご覧ください。
個人の利用に限り、大仏殿とのセット券(中学生以上1,200円、小学生600円)がございます。
【お問合せ】TEL.0742-20-5511 FAX.0742-25-5553

【交通アクセス】東大寺への交通案内はこちら

 ※ 東大寺には駐車場はございません。お車のご利用はなるべくご遠慮ください。

 

  • 拝観時間・拝観料
  • 境内案内図
  • » 大仏殿
  • » 法華堂(三月堂)
  • » 戒壇院戒壇堂
  • » 東大寺ミュージアム
  • » 南大門
  • » 二月堂
  • » 四月堂(三昧堂)
  • » 開山堂
  • » 不動堂
  • » 俊乗堂
  • » 行基堂
  • » 念仏堂
  • » 鐘楼
  • » 大湯屋
  • » 指図堂
  • » 勧進所
  • » 戒壇院千手堂
  • » 講堂跡
  • » 転害門
  • » 正倉院
  • » 総合文化センター金鐘ホール
  • » 総合文化センター図書館