令和8年5月23日(土)、東京・有楽町朝日ホールで「第41回東大寺文化講演会」(主催:東大寺、大仏奉賛会、後援:朝日新聞社寺社文化財みらいセンター)が開催され、およそ330人の聴講者が集まりました。
第1部は、建築家で東京大学特別教授・名誉教授の隈研吾氏が「自然にかえろう」の演題で講演。「日本は国土の70%が森林で、高い森林率と技術の組み合わせが東大寺を支えてきた」との見方を示し、「人に優しく温かい日本的感性が世界で注目されている。その聖地が東大寺」と締めくくりました。第2部は、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授の海野聡氏が「奈良時代の東大寺造営と法華堂」と題し、奈良時代創建の法華堂の正堂に着目。律令制のもと建築様式が統一された頃に「統一規格でない建物(正堂)がなぜ共存できたのか。その背景が興味深い」と語りました。



