よくある質問-FAQ-

東大寺について、よくお寄せいただくご質問をQ&A形式でご紹介します。

Q1
なぜこんなに大きい仏像を造る必要があったのでしょうか?
Q2
大仏さまの大きさを教えてください。
大仏さまの色々な部位の大きさについて、測量値の知られているものをご紹介
Q3
大仏さまや大仏殿は何年で完成したのです?
現在知られている史料等から、創建時の大仏さま、大仏殿の建立のようすをまとめてご紹介
Q4
大仏さまや大仏殿は誰が造ったのですか?
大仏さまや大仏殿の造営に関わった人々をご紹介
Q5
大仏さまの頭のぶつぶつは何ですか?
「らほつ」と呼んでいますが、大きさや形をご紹介
Q6
「盧舎那仏造顕の詔(みことのり)」とは何ですか?

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Q1
なぜこんなに大きい仏像を造る必要があったのでしょうか?
A1
 仏教が発祥したインド内において巨大な仏像(10m以上)が造られた例は殆どありません。

 仏教が伝わっていった周辺地域、シルクロードの東西交易路に沿った中央アジアなどで、交易の経済的な繁栄によって富を得た王侯貴族らが、巨大仏像を造る願主となり、弥勒信仰とあいまって多くの巨大仏が造られました。

 中国においては、5世紀頃から皇帝らが願主となって多くの巨大な弥勒仏や盧舎那仏が造られました。

 『華厳經』には、盧舎那仏は宇宙そのものであることが説かれていますが、「十」という数字が宇宙に拡大出来る特別の数字であることから、仏像の基本寸法である丈六(じょうろく)を十倍したものと考えられます。

 つまり、寸法としては15mと限りがありますが、内容としては無限大の宇宙的寸法と言えるでしょうか。

 奈良時代、東大寺の前身寺院である羂索堂において、3年間みっちりと『華厳經』の講義が行なわれたのもそこに意義があるわけです。

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Q2
大仏さまの大きさを教えてください。
A2
主な各部位の大きさは下記のとおりです。

大仏さまイラスト

1:像高 14.98m
(座高にあたります)
2:蓮華座高 3.04〜3.05m
3:頭頂〜髪際 2.57m 4:耳長 2.54m
5:膝厚 2.23m 6:目長 1.02m(目の幅)
7:口 1.33m(口の幅) 8:肉髻高 1.37m
9:肉髻下〜顎 5.33m 10:中指 1.08m
(指の長さ)
11:掌 1.48m 12:両膝の幅 12.08m
13:左足下 3.74m
(左足の踵〜爪先)
14:左膝から
   足首まで
6.8m

●その他

顔の幅 3.20m
鼻の高さ 0.5m
鼻の幅 0.98m
蓮華座直径 18.30mから18.40m(上段)
蓮華座外周(上段) 61.00m
蓮華座外周(下段) 69.60m
石座高 2.52m〜2.58m

●参考
大仏さまの左手の手のひらの実測地
掌と手首の境の線〜中指の付根の線:約1.8m
中指の付根〜中指の先端:約1.5m(但し、湾曲しているので、湾曲に沿って計測)
親指の付根〜親指の先端:約1.05m

大仏さまの足の実測地
踵〜親指の付根の線:約3m
親指の付根の線〜親指の先端:約0.9m


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