東大寺では、平成14年10月に大仏開眼1250年慶讃を記念し、新たな学際的討論の場として、「ザ・グレイトブッダ・シンポジウム(以下GBS)」を発足し、開催してきた。
GBSは、華厳の理想をかかげて八宗兼学を標榜する東大寺において、仏教に関する諸問題を、幅広い視野にたちながら厳密な学問的方法をもってあらためて真摯に分析・検討し、その意義をあきらかにすることを目的としている。
GBSでは、毎年様々な分野に渡って研究発表が行われ、熱心な質疑応答がなされ、翌年開催時には毎年の基調講演や発表を収めた論文集が発行されている。
◆平成27年12月19日、20日
「古代東大寺の世界ー『東大寺要録』を読み直すー」
東大寺総合文化センター・金鐘ホール
- 時間
- 19日(土)は13:30~17:00、20日(日)は10:00~17:00(両日ともに1時間前会場)
- 入場
- 無料 先着300名まで
- 主催
- 東大寺・大仏奉賛会
お問い合わせ先 GBS事務局
〒630-8208 奈良県奈良市水門町100 東大寺図書館内
TEL 0742-22-5511(東大寺代表)
プログラム
〈第一日目〉
開会の挨拶
筒井寛昭/華厳宗管長・東大寺別当
基調講演
栄原永遠男 / 大阪市立大学名誉教授・東大寺史研究所所長
「『東大寺要録』は何を引用したか」
特別講話
森本公誠 / 東大寺長老
「草創期の東大寺僧に思いをはせて」
〈第二日目〉
研究報告1
吉川真司 / 京都大学教授
「古代東大寺の楽舞と楽人」
研究報告2
王勇 / 復旦大学特聘教授・浙江工商大学東亜研究院院長(中国)
「ブックロードにおける闕本・草本・真本・好本 ─『東大寺六宗未決義』を史料として─」
研究報告3
ブライアン・ロー / ヴァンダービルト大学准教授(アメリカ)
「ネットワークとしての東大寺」
研究報告4
佐藤信 / 東京大学教授
「『東大寺要録』にみる本願聖武天皇とその文書
総合討論・まとめ
司会:石上英一/東京大学名誉教授
閉会の挨拶
◆平成27年12月12日(土) 延期となりました(再開未定)
「サンスクリット原典と共に読む般若心経(4)」
東大寺金鐘会館 小ホール
- 時間
- 14時~15時半
- 講師
- 平岡 昇修 執事長
- 入場
- 無料
- 主催
- 東大寺友の会
※この講座は講師都合により延期となりました。
※再開は未定です。
申込不要/聴講無料。
東大寺金鐘会館小ホールは東大寺南大門入ってすぐ西(左)側、東大寺総合文化センターの中にあります。
東大寺友の会主催のため、満員になりましたら会員優先となります
◆平成27年12月05日(土)
「サンスクリット原典と共に読む般若心経(4)」
東京 青松寺観音聖堂
- 時間
- 14時~15時半
- 講師
- 平岡 昇修 執事長
- 入場
- 無料
- 主催
- 東大寺友の会
申込不要/聴講無料
青松寺観音聖堂へは、地下鉄営団日比谷線・神谷町駅3番出口より徒歩8分、都営三田線・御成門駅A5出口より徒歩5分、慈恵会医大病院向かい 東京都港区愛宕2丁目4番7号
東大寺友の会主催のため、満員になりましたら会員優先となります。