華厳宗大本山 東大寺の公式ホームページ「東大寺KID'S」大仏さまについて大仏さまができるまで

大仏さまについて 奈良のシンボル的存在である大仏さま。誕生したのは今から1258年前のことでした

大仏さまができるまで資料:「東大寺大仏の研究」全2冊 岩波書店 1997年


原型(げんけい)をつくる
原型(げんけい)をつくる
木材で骨組(ほねぐ)みし、木、縄(なわ)、粘土(ねんど)などで輪郭(りんかく)をつくる。
鋳造(ちゅうぞう)する
鋳造(ちゅうぞう)する
鋳型との隙間(すきま)に、銅(どう)を流し込む。
台座の鋳造
台座の鋳造
台座は大仏さまを鋳造した後からつくられた。
原型(げんけい)をつくる
鋳型(いがた)をつくる
原型の外周(がいしゅう)に、粘土で鋳型(いがた)をつくる型持(かたじ)をはめ込んで、一定のすきまをつくる。
8回にわけてつくる
8回にわけてつくる
2と3の作業を下から上に8回分けて、周囲の盛り土を高くしながら行う。小山(こやま)と外側(そとがわ)を崩(くず)すと大仏さま出現!
完成
完成
台座の蓮弁(れんべん)1枚1枚に彫刻(ちょうこく)を
して、大仏さまの全身に金を塗(ぬ)って完成(かんせい)。