糊(のり)

惣別火初日、練行衆が鉄鍋で炊いた糊は、少しさめてから竹の筒に詰め込まれ、椿の葉で蓋をされます。

この糊は二月末日、練行衆の荷物とともに二月堂の宿所に運ばれ、行中 様々な用途に使われます。
このほか、葉蘭の葉を三角に折ってその中に糊を詰め込み、さらにその上から和紙で包み込んだ糊の入れ物を二個作ります。これは二月堂の内陣で使用するのですが、三角の角をはさみで切って絞ると中の糊が出てきます。いわば糊のチューブのようなものでしょうか。

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