節分・星祭(東大寺二月堂)

■ 2月3日 節分・星祭(但し、立春の前日)

 この日二月堂では日中、「還宮(げんぐう)」「節分豆まき」がおこなわれます。

  • 還宮とは去年お祀りしたお札やお守り等を火にあげる儀式のことをいいます。午前10時頃から二月堂東南の飯道神社上の壇で還宮作法が厳修され、山のように積み上げられたお札に点火されます。年末から前日までに古くなったお札などを二月堂の受付に持参しておくと、還宮作法修法の上、浄火で焚き上げてもらうことができます(無料)。
  • 節分豆まきは、午後2時頃、二月堂の舞台の上から行われます。お参りの方は舞台下の芝生で豆を受けることになります。近年は、豆とは別に色とりどりの鈴もまかれており、多くの参拝者でにぎわいます。

 一方、「星祭り」は、星に「除災与楽」を祈る法会のことをいいます。災いを遠ざけ幸せを呼び込みたいという思いは、人々の変わらぬ願いではないでしょうか。東大寺では毎年二月の節分の日の夕刻、二月堂本堂に万灯明をともし、「星曼荼羅」を掲げてこの修法を勤めます。

  • 星祭りでは導師が星供(ほしく)の修法を行い、その間式僧が御祈祷を依頼された方々の名前を読み上げつつ、各々の当年星の真言を唱えてゆきます。
    万灯明の明かりのもと、修法のささやきと祈祷簿を繰る音だけが耳に届く物静かな法要で、風の間に奈良の町の社寺で行われる豆まきの声が聞こえてくることもあります。
    正月があけた頃から前日までに、二月堂受納所の受付で申し込んでおくと(1口1000円)、この日祈祷したお札を後日送ってもらうことができます。

この日は、二月堂周辺の石灯籠にも火をともします。大仏殿参道の鏡池南にある常夜灯から二月堂周辺に至るまで、火をともす石灯籠は135基ほどあります。

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