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東大寺指図堂



法然上人(1133-1212)は重源上人の招きによって、再建途上の東大寺で建久元年(1190)に、重源上人が中国から持ち帰った善導大師の影像を前に浄土三部経を講じたという。これを機に法然上人は専修念仏への信仰を深められ、いわゆる聖道門から離れられたと伝えられるが、それでも東大寺と浄土宗との親密な関係は続いた。
現在、指図堂の建つ地は、平安時代に創建された中門堂の跡地で、永禄10年(1567)の三好・松永の乱でこの堂舎が大仏殿とともに焼失すると、しばらくは空地となっていた。それから100年余りを経た江戸時代初期、大仏殿三度目の復興の気運が盛り上がり、この辺り一帯は復興事務所ともいうべき勧進所の建物群が立ち並んだ。その折、この中門堂跡地には大きな板絵に描かれた「指図」すなわち大仏殿の計画図面を展示するお堂が建てられた。指図堂という名称はこのことに由来するという。寛政3年(1791)、このお堂は大風のために倒壊したが、浄土宗関係者からお堂を再建したいとの願い出が東大寺に出され、浄土宗徒の喜捨を受けて、嘉永5年(1852)頃完成した。それが現在の指図堂である。

■指図堂閉堂のお知らせ(指図堂本堂改修工事開始に伴う移動作業のため)
閉堂期間:令和4年1月13日(木)~1月31日(月)
拝観再開:令和4年2月1日(火)
令和2年より実施している改修工事に伴い、上記の期間で指図堂を閉堂いたします。閉堂期間中、御朱印は東大寺寺務所(本坊)にて対応いたします。移動作業が完了し拝観再開しましたら、法然上人御影は指図堂東側の建物(庫裡)にて安置されますので、そちらでお参りしていただけます。しばらくの間、ご迷惑をおかけしますがご理解いただけますと幸いです。

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